住まいづくりのミニポイント(5)
ちょっとした工夫や知恵を働かせることで、
生活が便利になったり住みやすくなることがあります。
どんなことが考えられるか少しばかり学習してみませんか?
●階段の段数
質問します。
階段の段数を意識して上り下りする事がありますか?
住宅の階段は殆どが13段になっています。
通常、一階と二階の床間距離は2.7m〜2.9mで設計されています。
階段一段当りの高さ(蹴上げ)は約21cm〜22cmですので、
計算しますと13段という答になります。
大人がスムーズに上り下りできる「踏面」と「蹴上げ」の寸法の和は、
45cmくらいがよいとされています。
建築基準法にも一応規制値があります。
そのようなわけで、
一般的な木造住宅の2階建の階段の段数は、
ほとんどが13段になっています。
上りやすくするために14段や15段にすればいいのですが、
階段一段の奥行き(踏面)は、20cm以上ないと上りにくくなります。
段数を増やすとそれだけ階段の奥行きが長くなくてはならず、
場合によっては設計上工夫が必要となります。
家の中の事故で多いのが階段での落下事故です。
上り下りの安全性を考える場合、次のような工夫をしましょう。
1.上り易い階段にする。 ⇒ 踏面と蹴上、段数を検討する。
2.階段の形状を考える。 ⇒ 直通階段よりも折り返しのある曲がり階段にする。
3.途中に踊り場を設ける。
4.手すりの検討。 ⇒ ルーバー手すり、壁手すり、高さなどを検討する。
5.踏面を滑りにくくする。 ⇒ ノンスリップ(滑り止め)を取り付ける。
6.夜間の足元を照らす。 ⇒ 階段に沿って常夜灯を取り付ける。
昔は13段の階段は、
絞首刑台の段数と同じだということで、嫌がられていましたが、
今では、あまり気にされる方は少なくなったようです。
それでも、どうしても13段が気になる方は、
あっさり14段とか15段とかになるように設計してもらってください。
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